大阪市平野区で建築塗装業を営む株式会社ヒロテックです。
今回は、建築塗装業の資格・許可の重要性、良い業者に出会う為のポイントについて
をお話します。塗装業は資格や許可がなくても開業できると言う事は、ご存知でしょうか?
小さな規模の工事(軽微な建設工事)のみを行う場合には建設業許可は不要です。
《建設業許可がいらない工事》
・建築一式工事 工事1件の請負代金が税込1,500万円に満たない工事
または、
金額にかかわらず延べ面積が150㎡に満たない木造住宅工事
・その他の工事 工事1件の請負代金が税込500万円に満たない工事
を請け負う場合であれば、許可は不要なのです。
例えば、一戸建住宅の外壁や屋根の塗装工事などの軽微な建設工事であれば、
ほとんど請負金額500万円未満の場合が多いので塗装工事業許可は必要ありません。
資格や免許がないからといって、技術や知識がないというわけではありませんが、発注側とすれば、何らかの形で安心要素が欲しいところではないでしょうか。そこで、注目したい点は、資格や免許を所持している業者かどうかを選ぶこと。
優良業者かどうかの判断基準の一つになると思います。
多数ある資格の中で塗装業者が持っていた方が望ましい資格
それは、1級塗装技能士、建設業許可です。
【 1級塗装技能士 】
個人が取得する資格。
厚生労働大臣認定の国家資格の保有者です。
1級塗装技能士は中でもトップクラスの塗装職人に与えられた称号です。
職人全員が1級塗装技能士の資格保有者であれば言うこと事なしですが、試験を受けるにも条件があり難しい国家資格な為
なかなか厳しい現状であります。
誰が保有しているのか?という点にも注意が必要です。
特に代表が1級塗装技能士の資格を持っている業者は、しっかりした塗装会社であることが多いと言えます。
腕のある職人を見抜き育てる事が出来るメリットもあり、
塗装の知識も豊富なため、予期せぬトラブルにもあらゆる手段で対応策を講じることができるのではないでしょうか。
大阪市平野区にある株式会社ヒロテックはもちろん、1級塗装技能士を保有しております。
【 一般建設業許可 】
会社が取得する国が認める許可。
建設業29業種に分かれています。その中のひとつ塗装工事業。
・都道府県知事 一つの都道府県のみに営業所がある場合。
・国土交通大臣 二つ以上の都道府県に営業所がある場合。
税込500万円以上の工事、一式工事については税込1,500万円以上を行う際に必要です。
要件として
・自己資本金額が500万円以上あること。
または、
・500万円以上の資金調達能力があること。
経営基盤がしっかりしていることを証明する必要があります。
・経営業務の管理責任者がいること。
建築業に関して一定期間経営に携わった人または、経営補佐の経験者でないと経営業務の管理責任者と認められません。
・営業所に専任技術者をおくこと。
専任技術者になるには、一定期間の実務経験が必要です。
・請負契約に関して誠実性を有していること。
不正(詐欺・脅迫・横領・文書偽造などの法律違反行為)
不誠実(工事内容、工期などに関する請負契約違反行為)をするおそれが明らかな者でないこと。
・欠格要件に該当していないこと。
申請書類の虚偽申請。
建設業に関する違反行為で処分を受けた人。
警察、検察の処分を受けた人。
など、様々な視点から一つでも該当があればアウトです。
中には、5年以上経過しなければ許可を得ることは出来ない欠格要件もあります。
・社会保険への加入
健康保険・厚生年金・雇用保険に適切に加入していること。
このように、建設業許可を取得している業者は、様々な要件を満たしたクリアな業者にしか与えられない証明ですので
社会的信用が高いと言えます。
どちらも国が認めた証明資格ですので、会社を知っていただくポイントでもある為、各社が最もアピールしたいところではないでしょうか。
資格・許可がないからといって一丸に悪い業者とは言えませんが、冒頭にも申し上げた通り、資格・許可が必要ないため
万が一のトラブルを避けるためにも、安心して依頼の出来る優良業者を選ぶことを、お薦めします。
大阪市平野区にある株式会社ヒロテックは建設業許可を取得しております。
大阪市平野区にある株式会社ヒロテックでは、共に建築塗装業界を盛り上げていく若手の人材を求めております。
また、優秀な職人を育てるため、スキルアップ等サポートにも力を入れております。 採用情報やお問い合わせは以下よりご連絡ください。